愛が満ちて 足音は喜びを讃えて弾む
それは「満潮」の 水と光のカンツォーネ
空の光と街の煌めきが 水鏡で出逢ってゆらめく
その夢のような光に包まれたなら おとぎへと誘うのは幾つもの小径
小径を抜けると広場があり 広場には教会がある
教会の扉は 常に開かれた 光溢れる 祝福へと続く路
ふたりの恋があゆむ 小径の名は・・・
ふたりが持つ互いの心の合鍵は
夢に遭う鍵 理想に逢う鍵 まことの愛の鍵
扉は 愛しい人を護るために築かれ 夢を広げるために開かれるもの
扉をくぐるのは ふたりの薬指
最上の感動が 心の扉をノックして 夢と現実が嬉々と顔をのぞかせる
扉の先に広がるのは ふたりだけの恋する都—